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私の履歴書(21)46歳の波乱万丈


<前回より>

私の履歴書(21)46歳の波乱万丈

去る2020年3月9日に無事に46歳の誕生日を迎えることができました。この1年を振り返ると、香港では逃亡犯条例改正に端を発したデモ活動が半年以上も続き、昨年11月24日の区議会選挙で民主派が圧勝、ようやく平和が訪れると思いきや、年明けからは新型コロナウイルスの影響が世界中に広がり、波乱万丈な1年間となりました。幸い香港では2003年のSARSの教訓もあり、パンデミック状態にはならず、生活物資も十分足りているので、外出時にマスク着用が必要となることを除いて、普通の生活を送ることができています。

新型コロナウイルスの発生源となった中国本土もパンデミックの一次ピークは越えましたが、現在はイタリアやスペインなど欧州がパンデミック状態となっており、香港では海外からの帰国者を一律2週間、自宅で隔離されることになりました。そのため、私もどこにも出張に行けず、香港の中で自分の仕事を頑張っております。今回の新型コロナウイルスの影響がいつまで続くのか、当初は3か月ぐらいでピークを越えると言われていましたが、有効なワクチンが開発されるまで2年〜3年は影響が続くと言っている専門家もいます。

経済よりも人命が優先されることは言うまでもありませんが、ここまで影響が長期化してしまうと世界経済に与えるインパクトも大きく、世界中の株価が大幅に下落する状況となっています。このままいくと2008年のリーマンショックに匹敵する金融危機になってしまうかもしれませんが、どんなときにも冷静さを保つことが大切です。思えば2003年のSARSの時も、2008年のリーマンショックの時も私は香港にいて、金融業界でマーケットが大きく動くのを見てきました。今回のコロナ危機がいつまで続くかまだ分かりませんが、一つだけ言えることは悲観的な市場の後には、必ず楽観的な市場になるということです。
私自身のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)としてのキャリアも13年目となり、多くのクライアントから現在の市場環境に関する質問やアドバイスを求められますが、共通して言えることは市場が大きく動くときには必要以上にばたばたしない方が良いということです。現在の市場環境では医薬品やマスクを製造する企業の株価が上昇していますが、今からそうした企業の株式を買いにいったとしても高値づかみになってしまうリスクの方が高いと言えます。個人投資家が短期投資で利益を得ることは難しいので、将来的な経済成長が確実と言われる新興国のインデックス投信を中心とした長期的な積立投資を継続していく方が良いと思います。

投資で一喜一憂したくない方は、国際金融センター指数(Global Financial Center Index)でも世界一信頼性が高い香港の保険会社が提供する貯蓄型生命保険や個人年金プランを活用した方が良いでしょう。香港の国庫には約16兆円もの余剰資金があり、過去の金融危機時においても香港内の銀行預金は全額保護されています。香港の保険会社の格付けがJ国債よりも高いことも考慮すると、大切な資金はタンス預金ではなく、香港の保険会社に預ける方が安全性が高いと言えます。

IFAとして長く仕事をしてきましたが、私がクライアントにアドバイスする内容は一貫しており、一人一人のクライアントと長期的な信頼関係を築くことをいつも心掛けています。波乱万丈な市場環境はまだまだ続きそうですが、このようなときこそ市場環境の本質を見極めることが大切であり、来る市場回復へ向けての準備作業を怠らないようにしたいと思います。

2003年のSARSで香港の不動産市場は暴落しましたが、今回の新型コロナではほとんど下がっておらず、香港の人達が現在の市場環境は必ず回復可能であることを信じていることが良く分かります。私自身もまだまだ香港で踏ん張っていきたいと思います。

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