無料ブログ作成サービス JUGEM
←prev entry Top next entry→
香港区議選、民主派が歴史的勝利


香港区議選、民主派が歴史的勝利

11月24日投票の香港区議会議員選挙は、民主派が全議席の8割超を獲得して圧勝しました。区議会は本来、地域にかかわる身近な問題を討議する場ですが、民主派はデモへの賛否を問う「事実上の住民投票」と位置づけて選挙戦を展開しました。若者を中心に初めて票を投じる有権者も多く、投票者数は約294万人と前回から倍増しました。

香港の区議会は小選挙区で有権者が一人一票を投じる普通選挙制となっており、民意が最も反映されやすい仕組みになっています。一方、立法会選挙は中国本土と関係が深い業界団体代表が多い職能枠が半分を占め、親中派に有利な制度となっています。ただ全70議席のうち6議席は区議から選ばれるため、20年の次回選挙で民主派が過半数を取る可能性もゼロではなくなりました。

22年に予定される行政長官選挙にも一定の影響がありそうです。行政長官は親中派しか立候補できない仕組みになっていますが、区議選の結果、民主派は長官を選ぶ選挙委員1200人のうち、区議枠の117人を総取りする見通しです。弁護士など民主派が強い業界の代表と合わせれば3分の1を超える見通しとなり、民主派の投票行動も無視できなくなります。

予想を上回る民主派の勝利は、政府の統治危機に対する有権者の怒りが勝因に結びついたと言えます。人々は1票を投じることで、香港政府の締め付け、香港警察のやり方に同意しないという明確なメッセージを発しています。

今回の区議選は香港にとって、いや世界にとって歴史的な一日となりました。いまの香港では小学生からお爺ちゃんお婆ちゃんまで、皆が香港の将来について朝から晩まで真剣に語り合っています。真の民主主義の姿がここにあると思います。これで一件落着にはならないとは思いますが、香港人の民意が示されたことに大きな意味があると思います。
ブログに合格点を!

にほんブログ村 株ブログ オフショア投資へ
にほんブログ村
| 香港IFA木津英隆 | 香港&中国生活 | comments(0) | - | - | - |
Comment
name:
email:
url:
comments: