無料ブログ作成サービス JUGEM
←prev entry Top next entry→
混迷する日本の社会保障改革(11)
japan29

<前回より>

米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9月16日、日本国債の格付けを「ダブルAマイナス」から「シングルAプラス」に1段階引き下げました。S&Pが日本国債をシングルA格にするのは初めてで、アベノミクスが十分な経済成長につながっていないと判断したようです。

同社による日本国債の格下げは2011年1月以来で、およそ4年8カ月ぶりです。昨年12月にムーディーズ・インベスターズ・サービス、今年4月にはフィッチ・レーティングスが日本国債を格下げしています。安倍晋三首相が昨年11月に消費再増税の延期を表明以降、大手3社がそろって格下げしたことになります。

S&Pのソブリン格付けディレクターのキムエン・タン氏は日本経済新聞に、格下げの主因は「日本経済が期待したほどの早さで回復せず、所得も十分上がっていないことだ」と説明しています。

日本国債の発行額は対GDPで243%となり、主要先進国では有史上例がない領域に突入しました。一国の中央銀行が国債を買い支える財政ファイナンスも前代未聞の出来事です。このような状況で株価だけが先行し、日銀がお札を刷り続ける先には何が起こるのか、考えるだけでも空恐ろしくなります。円がまだ通貨としての価値を保有している間に、外貨建ての運用をコツコツと増やすこと、これしかもう自己防衛できる手段はないと思います。

また、1975年に出生率が2.0を下回って以降、少子高齢化によって社会保障費が次第に増加していくことが明らかであったにもかかわらず、社会保障費の増加を抑制する政策が実施されなかったことは政治の怠慢と言えます。年金も医療も、年功序列社会の代償として、これまでは国や会社が面倒を見てくれましたが、もはや国や会社に頼れる時代ではなくなった、自分の身は自分で守る時代がやってきた、と考えるのが賢明です。
ブログに合格点を!

にほんブログ村 株ブログ オフショア投資へ
にほんブログ村

海外で自分年金&自分保険プランの個別相談をご希望の方は、お気軽に弊社の個別相談申込フォームもしくはメールでお問合せください。

【10/7東京開催】海外で作る自分年金セミナー参加者受付中!

【10/24-25上海開催】海外で作る自分年金セミナー(10月24日)&個別相談会(10月25日)参加者受付中!

【11/21深セン11/22香港開催】海外で作る自分年金セミナー参加者受付中!
| 香港IFA木津英隆 | 日本と世界経済 | comments(0) | - | - | - |
Comment
name:
email:
url:
comments: