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オフショア籍ファンド積立投資プラン


オフショア籍ファンド積立投資プラン

本プランは、ケイマン諸島に本拠地を置く証券会社が提供するプランとなります。ケイマン諸島はイギリスの海外領土で、オフショア非課税となる国際金融センターの一つです。世界中の機関投資家がSPC (=Segregated Portfolio Company)を設立し、顧客の資産と会社の資金を完全に隔離することで、顧客の資産が保護される仕組みを提供しています。運用対象は約150種類のファンドリストから最大20種類のファンドを組み合わせて運用することができ、年間15回まで無料でファンドの変更手続きを行なうことができます。毎月の最低積立額は、5年積立てプランで毎月USD200以上、10年以上の積立プランで毎月USD100以上、追加投資は毎月USD50単位でご契約可能です。積立通貨は米ドル・ユーロ・英ポンドの3種類から選択可能です。
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ドル建て高度医療保障プラン


ドル建て高度医療保障プラン

本プランはカナダ系大手生命保険会社のサンライフ社が提供する高度医療保障プランとなります。本プランの保障内容につきまして、重篤症状(Major Stage Critical Illness)・初期症状(Early Stage Critical Illness)・糖尿病・再発保障を含む132種類の症状に対して、当初の10年間が基本保障額(Original Sum Assured)の300%まで、それ以降は基本保障額の200%までの保険金がお支払されます。

例えば、35歳女性の方で、基本保障額(Original Sum Assured)が5万USDの場合、以下のようなプランの提案が可能です。

<5年払いプラン>
プラン名:SunHealth UltraCare 5
現在年齢:35歳女性・非喫煙
基本保障額(Original Sum Assured):USD50,000
医療保障額(初年度〜10年後):基本保障額の300%=USD150,000
医療保障額(11年目〜100歳):基本保障額の200%=USD100,000
年間保険料:USD4,491(x5年払い)
総支払い保険料:USD22,455(一時払いの場合=USD21,801)
解約返戻予定額:65歳時USD56,540、85歳時USD161,658
生命保障予定額:85歳時:USD161,658、100歳時:USD339,228

<10年払いプラン>
プラン名:SunHealth UltraCare 10
現在年齢:35歳女性・非喫煙
基本保障額(Original Sum Assured):USD50,000
医療保障額(初年度〜10年後):基本保障額の300%=USD150,000
医療保障額(11年目〜100歳):基本保障額の200%=USD100,000
年間保険料:USD2,441(x10年払い)
総支払い保険料:USD24,410
解約返戻予定額:65歳時USD54,253、85歳時USD154,040
生命保障予定額:85歳時:USD154,040、100歳時:USD324,697
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元本確保型個人年金プラン(55歳〜100歳満期)


元本確保型個人年金プラン(55歳〜100歳満期)

本プランはカナダ系大手生命保険会社のサンライフ社が提供するプランで、高格付け債券を中心とした運用となりますので、一定の運用期間を満たすことで元本以上の配当収入を得られるプランとなります。

配当受取開始年齢は55歳〜70歳の間で選択可能です。配当受取開始年齢以降、年間受給予定額が毎年増加していくプランとなりますので、人生100年時代の長生きリスクに対応したプランとなっております。

本プランの掛け金と保険料は予算に応じて自由に設定することができますが、例えば、申込時年齢40歳で、配当受取開始年齢を65歳、毎月の保証月収額をUSD300に設定した場合、以下のようなプランの提案が可能です。

<55歳〜100歳満期プラン(5年払い)>
申込時年齢:40歳 配当受取開始年齢:65歳
年払い保険料:USD10,005x5年
総支払い保険料:USD50,027(一時払いの場合=USD48,570)
年間受給予定額:65歳時=USD4,941、75歳時=USD6,417、85歳時=USD9,176、95歳時=USD14,331
総収入予定額:USD322,076(元本の6.44倍)

<55歳〜100歳満期プラン(10年払い)>
申込時年齢:40歳 配当受取開始年齢:65歳
年払い保険料:USD5,183x10年
総支払い保険料:USD51,831
年間受給予定額:65歳時=USD4,844、75歳時=USD6,167、85歳時=USD8,582、95歳時=USD12,989
総収入予定額:USD299,943(元本の5.79倍)
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混迷する日本の社会保障改革(19)


混迷する日本の社会保障改革(19)

<前回より>

政府は公的年金の受け取りを始める年齢について、受給者の選択で70歳超に先送りできる制度の検討に入りました。年金の支給開始年齢を遅らせた人は毎月の受給額が増える制度を拡充し、70歳超を選んだ場合はさらに積み増す方針とのことです。

現在の公的年金制度では、受け取り開始年齢は65歳が基準で、受給者の希望に応じて、原則として60〜70歳までの間で選択することができます。受け取り開始を65歳より後にすれば毎月の受給額が増え、前倒しすれば減る仕組みになっていますが、政府は受給開始年齢の上限をいまの70歳から75〜80歳程度に引き上げることを想定しています。

受給開始年齢の引き上げで支給が不要になる分を、その後の受給額上乗せの財源に充てるとのことですが、そんなに事がうまく運ぶとは思えません。国の基礎的財政収支(PB)の対象経費のうち医療や年金などの社会保障関連費用は44%超を占めています。22年から団塊の世代が75歳以上になり始め、医療や介護にかかる費用はさらに膨らむ見通しです。

内閣府の試算では歳出抑制に手を着けなければ、社保費の膨張や物価上昇で国の歳出は18年度の97.7兆円から、25年度に120.5兆円まで膨らみ、その後も自然体のままでは大きく膨張する歳出をどのように抑えていくかを示す必要がありますが、政府は楽観的な経済成長シナリオを描くのみで、少子高齢化の現実に目を背けているとしか思えません。

最低でも国家財政の破綻を回避し、将来世代に禍根を残さないためには、いまの現役世代の皆様は医療費の負担が増え続け、年金支給額が減り続けることを覚悟しなければなりません。人生100年時代、つまり100歳まで現役で働き続ける覚悟が必要な時代が来た、と考えざるを得ません。
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混迷する日本の社会保障改革(18)
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混迷する日本の社会保障改革(18)

<前回より>

今年もいよいよ年の瀬となり、来年の日本経済を展望する時期となりました。来年も日銀の異次元緩和政策と戦後最長となるアベノミクス景気による円安と株高が続く可能性が高いように思いますが、その背後に隠された副作用と財政リスクに十分気をつける必要があると思います。

第一生命経済研究所・首席エコノミストの熊野英生氏によると、来年4月に任期を迎える日銀の黒田総裁が再選された場合、金融引き締めへ向けた出口政策をますます急がなくなり、緩和政策継続の副作用が日本経済を害することになります。具体的には、マイナス金利が銀行などの収益を圧迫することになるため、すでに大手銀行は人員削減を発表しています。また、債券市場は機能を低下させ、年金基金など機関投資家も運用収入の減少に苦しんでいます。

2018年以降も、異次元緩和を延長すれば、より強い副作用で日本経済の屋台骨がぼろぼろになります。黒田総裁は自分が始めた巨大緩和を自分できっちりと終わらせる責任があると言えます。

また、2018年度予算案の概要が明らかになり、一般会計の歳出総額は97.7兆円前後で、17年度当初から0.3兆円程度増えて、過去最大を更新します。総額の3割超を占める社会保障費は医療費や介護費が膨張し、0.5兆円前後増加することになります。国債費を除いた政策経費を、新たな借金に頼らずどれだけ賄えるかを示す「基礎的財政収支」は引き続き約10.4兆円の赤字となります。

国家の健全財政の基準は対GDP比100%以内とされていますが、日本の国債発行額は対GDP比246%となっており、対GDP比が200%を越えるのは、主要先進国の中では有史上例がない状況です。このまま次世代への負担が増え続けていく状況が続けば、年金や医療等の社会保障制度は制度そのものを維持していくことが難しくなり、次世代への禍根を残すことになります。病気やけがをしても実際の治療費の1〜3割のお金を支払えば誰でも治療を受けられる国民皆保険制度は既に瀕死の状態に陥っています。

将来世代に禍根を残さないためには、自分の年金は自分で用意しておくことで国民年金制度に頼らずに生活できるだけの老後の準備を遅くとも30代から始めておくこと、病院などで必要性の低い薬や湿布剤の処方を頼まないといった対応を一人一人の現役世代が心がけることが益々大切な一年になっていくことと思います。

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ドル建て貯蓄型生命保険プラン(2)
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ドル建て貯蓄型生命保険プラン(2)

本プランはカナダ系大手生命保険会社のサンライフ社が提供する貯蓄型生命保険プランとなります。本プランは保険料を高格付け債券を中心に運用することで、将来的には支払った保険料以上の返戻金もしくは保険金が得られるプランとなります。

初年度生命保障額20万USD、20年払いプランの場合、以下のようなプランの提案が可能です。

【30歳男性の場合】
プラン名:LIFE Super 20
現在年齢:30歳男性・非喫煙
初年度生命保障額:USD200,000
年間保険料:USD2,532(x20年)
総支払い保険料:USD50,640
解約返戻予定額:20年後USD60,802(元本の1.20倍)、65歳時USD101,278(元本の2.00倍)
生命保障: 70歳時USD244,505、80歳時USD282,927、100歳時USD433,130

【30歳女性の場合】
プラン名:Life Super 20
現在年齢:30歳女性・非喫煙
初年度生命保障額:USD200,000
年間保険料:USD2,406(x20年)
総支払い保険料:USD48,120
解約返戻予定額:20年後USD60,685(元本の1.26倍)、65歳時USD100,474(元本の2.09倍)
生命保障: 70歳時USD242,964、80歳時USD279,535、100歳時USD423,352
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ドル建て貯蓄型生命保険プラン(1)
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ドル建て貯蓄型生命保険プラン(1)

本プランはカナダ系大手生命保険会社のサンライフ社が提供する貯蓄型生命保険プランとなります。本プランは保険料を高格付け債券を中心に運用することで、将来的には支払った保険料以上の返戻金もしくは保険金が得られるプランとなります。

例えば、35歳男性・非喫煙の方が、10万USDの生命保障が付くプランへの加入を希望される場合、以下のようなプランの提案が可能です。

<5年払いプラン>
プラン名:LIFE Brilliance 5
現在年齢:35歳男性・非喫煙
初年度生命保障額:USD100,000
年間保険料:USD7,637(x5年)
総支払い保険料:USD38,185(一時払いの場合=USD37,073)
解約返戻予定額:20年後USD85,109(元本の2.23倍)、65歳時USD147,536(元本の3.86倍)
生命保障: 70歳時USD314,917、80歳時USD430,985、100歳時USD860,402

<10年払いプラン>
プラン名:LIFE Brilliance 10
現在年齢:35歳男性・非喫煙
初年度生命保障額:USD100,000
年間保険料:USD4,074(x10年)
総支払い保険料:USD40,740
解約返戻予定額:20年後USD80,296(元本の1.97倍)、65歳時USD137,880(元本の3.38倍)
生命保障: 70歳時USD297,356、80歳時USD403,061、100歳時USD785,951

<15年払いプラン>
プラン名:LIFE Brilliance 15
現在年齢:35歳男性・非喫煙
初年度生命保障額:USD100,000
年間保険料:USD2,927(x15年)
総支払い保険料:USD43,905
解約返戻予定額:20年後USD77,793(元本の1.77倍)、65歳時USD129,517(元本の2.95倍)
生命保障: 70歳時USD284,966、80歳時USD380,313、100歳時USD717,677

<20年払いプラン>
プラン名:LIFE Brilliance 20
現在年齢:35歳男性・非喫煙
初年度生命保障額:USD100,000
年間保険料:USD2,464(x20年)
総支払い保険料:USD49,280
解約返戻予定額:20年後USD73,709(元本の1.50倍)、65歳時USD125,136(元本の2.54倍)
生命保障: 70歳時USD269,456、80歳時USD356,522、100歳時USD658,144
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貯蓄型生命保険プランについて(3)
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貯蓄型生命保険プランについて(3)

本プランはカナダ系大手生命保険会社のサンライフ社が提供する貯蓄型生命保険プランとなります。本プランは保険料を高格付け債券を中心に運用することで、将来的には支払った保険料以上の返戻金もしくは保険金が得られるプランとなります。

例えば、0歳の子供を被保険者として加入する場合、以下のようなプランの提案が可能です。

【0歳男性の場合】
プラン名:Life Brilliance 5
現在年齢:0歳男性
初年度生命保障額:USD150,000
年間保険料:USD6,240x5年
総支払い保険料:USD31,200(一時払いの場合、USD30,291)
解約返戻予定額:20年後USD71,449(元本の2.29倍)、65歳時USD1,021,198(元本の32.73倍)
生命保障: 70歳時USD2,247,052、80歳時USD3,082,320、100歳時USD5,909,105

プラン名:Life Brilliance 10
現在年齢:0歳男性
初年度生命保障額:USD150,000
年間保険料:USD3,150x10年
総支払い保険料:USD31,500
解約返戻予定額:20年後USD63,687(元本の2.02倍)、65歳時USD899,098(元本の28.54倍)
生命保障: 70歳時USD1,989,428、80歳時USD2,716,094、100歳時USD5,156,780

プラン名:Life Brilliance 15
現在年齢:0歳男性
初年度生命保障額:USD150,000
年間保険料:USD2,121x15年
総支払い保険料:USD31,815
解約返戻予定額:20年後USD56,275(元本の1.77倍)、65歳時USD782,972(元本の24.61倍)
生命保障: 70歳時USD1,747,691、80歳時USD2,362,337、100歳時USD4,453,820

プラン名:Life Brilliance 20
現在年齢:0歳男性
初年度生命保障額:USD150,000
年間保険料:USD1,718x20年
総支払い保険料:USD34,350
解約返戻予定額:20年後USD50,752(元本の1.48倍)、65歳時USD694,489(元本の20.22倍)
生命保障: 70歳時USD1,547,114、80歳時USD2,087,195、100歳時USD3,929,937

上記各プランの解約返戻金は確定利回り(Guaranteed Value)と非確定利回り(Non-Guaranteed Value)があります。非確定利回りは金利変動によって将来の受取額に変動がありますが、契約途中でも資金の引き出しが可能です。

本プランは香港現地でのみお申込可能なプランとなります。
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香港HSBC口座開設について(2017年11月14日時点)
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香港HSBC口座開設について(2017年11月14日時点)

現在、香港HSBCには最低預金額によって以下3種類の口座があります。

・Personal Account:口座の平均残高がHK$5,000を切ると口座維持手数料(HK$60/月)がかかります。
・HSBC Advance:口座の平均残高がHK$200,000を切ると口座維持手数料(HK$120/月)がかかります。
・HSBC Premier:口座の平均残高がHK$1,000,000を切ると口座維持手数料(HK$340/月)がかかります。

香港非居住者の場合、口座開設手続き時にはHSBC AdvanceもしくはPremier口座のみ口座開設可能です。但し、口座開設から3ヶ月経過後、書面手続きでPersonal Account口座へのダウングレードが可能です。

HSBC口座開設と運用プランの申込に際して、以下のものをご用意ください。

◎ご本人パスポート(半年以上の有効期限が必要)
◎英語の住所証明1点(国際運転免許証もしくは在香港日本国総領事館が発行する住所翻訳証明)
◎マイナンバーカードもしくは住民票など納税者番号が記載された書類
◎海外からショートメッセージ(SMS)受信可能な携帯電話(セキュリティデバイスの登録作業時に使用)
※英文の銀行残高証明書(アドバンス口座=20万HKD、プレミア口座=100万HKD相当額以上の残高が必要)
※銀行通帳もしくは出金証明書類(日本円の現金を入金する場合に必要)

上記◎は必須書類、上記※は任意書類となりますが、できるだけ全ての書類を揃えて頂くことをお薦めします。

英語の住所証明につきまして、運転免許をお持ちの方は、出来るだけ国際運転免許証を取得されることをお薦めさせて頂きます。マンション・アパートにお住まいの方は、国際運転免許証にマンション・アパートの部屋番号を必ず記載してもらうようにしてください。

在香港日本国総領事館が発行する住所翻訳証明の取得を希望される場合、住民票もしくは戸籍謄本の英訳文を申請人自身が作成する必要があります。

なお、弊社経由で運用プランお申込予定のお客様におかれましては、香港で銀行口座開設必要書類のアドバイスをさせて頂きますが、口座開設手続き時にはお客様ご自身で口座開設目的を英語でご説明頂く必要がございますので、日常会話レベルの英語力が必要となります。香港HSBC以外では、中国銀行(最低預金額:1万HKD)、スタンダードチャータード銀行(最低預金額:20万HKD)での口座開設アドバイスも可能です。

また、海外での資産運用に関して必ずしも香港での銀行口座開設が必要なわけではありません。日本のネット銀行の海外送金手数料も安くなってきているので、一時払いの運用商品であれば、日本のネット銀行経由での送金をお薦めさせて頂いております。また、日本発行のクレジットカードでお支払可能な運用商品もあります。

海外で運用する金融商品の将来の解約返戻金の入金先として香港の銀行口座を活用されると便利なケースもあるので、香港へお越しの機会には香港での銀行口座開設をトライして頂けると良いかと思います。
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混迷する日本の社会保障改革(17)
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混迷する日本の社会保障改革(17)

<前回より>

2020年度に基礎的財政収支(PB)を黒字化するという目標が先送りされます。次なる期限はまだ決まっていません。以前から、2020年度の達成実現は無理という意見は根強くありました。2017年度の見通しは18.4兆円の赤字、これを2020年度に8.2兆円の赤字まで減らしたとしても、まだ黒字化までの距離感は途方もなく大きい状況に変わりありません。

2019年10月に2%の消費税率引き上げで5.6兆円の税収増が見込めたとはいえ、それで黒字化は無理です。安倍晋三首相は、そこから少なくとも2兆円を教育などの無償化に流用すると言っています。消費増税分の使途変更というよりも、それ以前にPB赤字幅の縮小がうまく進められなかったという理解が正しいと言えます。

財政リスクなど単なるフィクションにすぎないという見解は根強くあり、現在でも相当の求心力を持っています。但し、そうした見解に便乗して財政再建を放棄した後で、財政リスクが顕在化したときには、オピニオンリーダーたちは何の責任もとらないでしょう。これは危険な構図と言えます。

もしも、財政リスクを映す鏡がなく、どんどんリスクが高まる出来事が起これば、リスクは突然に襲ってくることになります。そのときは、投資家の疑心暗鬼がリスクプレミアムとして加わることになれば、財政破綻が現実化することになります。

衆院選挙も終盤に差し掛かっていますが、与野党ともに国民の人気取り政策と双方の揚げ足を取ることにばかり議論が集中しており、財政健全化に関する議論が全く聞こえてこないことに危機感を感じずにはいられません。

現時点で短期的な財政破綻リスクは低いと思いますが、いまのように財政赤字を垂れ流し続ける状況が続けば、10年後〜20年後の年金や医療等の社会保障制度は目も当てられないような状況になっていることでしょう。ハゲ発言で物議を醸した議員の発言からも見て取れるように、次の選挙に勝つことしか考えられない議員しかおらず、国家百年の計を語れる議員が一人もいない状況ではとても財政健全化は望みようもありません。

1867年の大政奉還から今年で150年、いまの日本の繁栄があるのは国家百年の計のために戦った幕末の志士達の偉業とも言えます。もう一度、日本を洗濯してくれる志士達の出現が望まれますが、、、
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